先日の土曜日。天気はもちろん快晴!吹く風が暖かく顔に当たって通り過ぎる時は、気持ちい〜〜〜を連発したくなるくらいでした。
新郎新婦様はもちろん!ご家族ご親族ご友人職場の皆様がテラスや芝でウエルカムドリンクを飲んだり、煙草を吸ったり式までの時間を外で過ごされました。
今日のウエディングの一番の見せ場は新郎のお父様が以前お寿司屋さんをやっていらっしゃって、いろいろな諸事情により今はお寿司を握ることからは離れているのですが、新郎様がお父様にパーティーの中でまた以前のようにお寿司を握ってくれないか…と頼んでみたのです。何度かここのオーナーと打ち合わせをして当日を迎えました。
パーティーの途中からお父様には握る準備に入っていただいたのですが、握る速さが速い速い。握ったお寿司を並べるテーブルを2つ用意したのですが、あっという間にいっぱいになってしまいました。流石である。握るお父様の体のリズムが一定である。さすがプロである。
握った最初のお寿司は新郎新婦様にお召し上がりいただいたのです。お寿司屋の息子の新郎様はお寿司が嫌い。でも、お父様が握った目の前の握り寿司はとっても美味しかったそうです。
パーティーの最後の両家代表謝辞で新郎のお父様が挨拶をされたのですが、
自分の事は何でもひとりで決めてきた息子。そんな息子にお寿司を握ってくれと頼まれた時はすごく嬉しかったとおっしっゃておりました。
新郎様もその言葉を受けて、最後の挨拶では、カンニングペーパーを用意していらしたのですが、それを見ず、その時のご自分の思いを素直な言葉で述べていらっしゃいました。
感動です。私も涙がちょろりんりんです。私の心も晴れ晴れ。快晴である!